マラケシュの南約75km、ハイ・アトラスの中心部、標高2,600mに位置する山岳リゾートがウカイメデンです。スキー場は標高2,600mから3,200mにかけて広がり、ウカイメデン山(3,273m)の麓にあります。アフリカで最も標高の高いスキーリゾートとされています。冬は初雪が降るとマラケシュの人々が駆けつけ、スキーやそり遊び、雪見を楽しみます。夏の高原はハイキングやボルダリングの舞台となり、青銅器時代の岩絵があちこちに残っています。
見どころ

スキー場と湖
ゲレンデは尾根から村と、1970年代に完成した小さなダム湖に向かって下ります。長らくアフリカ最高所と紹介されてきたチェアリフトとスキーリフトは運休中です。2026年4月、SMIT(モロッコ観光エンジニアリング公社)が近代化工事を再開し、新しいチェアリフトと通年営業のアクティビティが計画されています。それまでスキーヤーは歩いて登ります。

岩絵
川沿いや道路沿いに連なる赤い砂岩の岩盤には、1,000点以上の岩絵が確認されています。短剣、ハルバード(鉾槍)、装飾された円盤、そして今はなき気候を物語るゾウなどの動物が描かれており、大半は青銅器時代のものです。遺跡には柵も案内板もないので、地元のガイドに案内してもらうと見つけやすくなります。

夏の高原と山々
雪が解けると、高原の牧草地には近隣の谷から家畜の群れがやって来ます。これはアグダルと呼ばれる伝統に基づくものです。登山道はリゾートを見下ろす尾根や峠へと続き、数多くの砂岩の岩塊がクライマーを惹きつけます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
雪の日には、リゾートの入口で1台あたり15DHの入場税が自治体によって徴収されます(2025〜2026年の冬に導入)。ゲレンデの麓にある木造の小屋でスキー板、ブーツ、そりをレンタルでき、地元のインストラクターも声をかけてきますが、始める前に料金を決めておきましょう。春でも暖かい服装を用意してください。この標高では気温が急に下がります。雪の降った後の週末は道路が渋滞しがちなので、早めに出発しましょう。
アクセス
マラケシュからウリカ渓谷方面の道を通り、アグバルーでウカイメデン方面に折れて、車で1時間30分から2時間です。最後はつづら折りの山道になります。マラケシュからの1日貸切プライベートタクシー、ホテル送迎付きのツアー、レンタカーなどの方法があります。冬は出発前に道路状況を確認してください。
営業時間
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