マラケシュの西、空港へ向かう道沿いにあるメナラ庭園は、12世紀にムワッヒド朝の君主アブド・アルムミンが造らせた広大なオリーブ園です。中央にある長方形の大きな池は農地に水を引くための貯水池で、緑色の瓦屋根のパビリオンがその水面に映ります。晴れた日には背景にハイアトラスの山並みが浮かび、この町を象徴する眺めのひとつになっています。メナラはアグダル庭園、旧市街とともに、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。旧市街の喧騒を離れて、静かに散歩できる場所です。
見どころ

パビリオン
現在の建物は1870年、スルタンのムハンマド4世の時代に建てられたもので、以前あったサアド朝時代の建物に代わるものです。正面はアーチの並ぶ開放的な回廊で池に面し、その上に緑色の瓦を載せた角錐形の屋根がかかっています。内部の見学は有料で、庭園への入場とは別になっています。

大きな池
池の大きさは約195m×160mです。アトラス山脈のふもとの地下水をくみ上げる「ハッターラ」と呼ばれる地下水路から水が引かれています。パルムレー地区のロータリーにある水の博物館では、この取水の仕組みが紹介されています。池の縁の道を一周してみてください。パビリオンの反対側の岸から見ると、水面に映る姿と山並みが重なり、ここで最もよく知られた景色になります。

オリーブ畑
池のまわりでは、オリーブの木が10mほどの間隔で碁盤の目のように整然と植えられています。庭園は今もオリーブを収穫する果樹園で、土の小道を木陰を選んで歩くことができます。ほかにも果樹やイトスギが少し見られます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
庭園の入場は無料で、有料なのはパビリオンだけです。チケットは現地で購入します。池の周辺は広く、日陰が少ないので、水、帽子、歩きやすい靴を用意してください。週末は散歩に訪れる人が増えるため、静かに過ごしたいなら平日がおすすめです。パビリオンの見学時間は09:00〜17:00で、庭園よりも短くなっています。
アクセス
住所:Avenue de la Ménara, Marrakech。ジャマ・エル・フナ広場の西約3.5kmにあります。旧市街またはゲリーズからはメーター式のプチタクシーで10分ほど、または馬車でも行けます。 旧市街またはゲリーズからプチタクシーで10分ほどです。運転手にメーターを使うよう頼んでください。
営業時間
このスポットが登場するガイド
周辺のスポット
地図で見る →



コメント
まだコメントはありません。
