アグダル庭園は、メディナの南、王宮の裏手に約340ヘクタールにわたって広がり、周囲は約9kmの塀に囲まれています。12世紀、ムワッヒド朝のカリフ、アブー・ヤアクーブ・ユースフのもとで造られ、その後の王朝にも手入れと拡張が続けられました。オリーブ、オレンジ、レモン、ザクロの果樹園と、大きな灌漑用の貯水池が組み合わさっています。現在も王室の所有地で、一般に開放されるのは特定の日だけです。メディナ、メナラ庭園とともに、1985年からユネスコの世界遺産に登録されています。
見どころ

サハリジュ・エル・ハナ貯水池
敷地内で最大の貯水池で、長さ約208m、幅約181m、ムワッヒド朝の創建時にさかのぼります。石灰と砂利を混ぜた版築で造られ、約83,000m³の水をたたえて果樹園の灌漑に使われました。南側には、1970〜1980年代に再建され、一部が未完成のままのダール・エル・ハナ館が建っています。

小道と果樹園
版築の塀に沿って土の長い小道が続き、碁盤目状に植えられた区画を分けています。主役はオリーブで、1916年の調査ですでに29,000本以上、さらにオレンジが約10,000本数えられていました。
アトラスの眺め
よく晴れた日、特に11月から3月は、ヤシと大貯水池の向こうに、雪をいただく高アトラスの峰々が浮かび上がります。
実用情報
ワンポイントアドバイス
入場は無料で、チケットはありません。開園日は限られており、多くは金曜と日曜です。王族が宮殿に滞在しているときや公式行事のときは閉鎖されます。公式のカレンダーは公表されていません。ここに挙げた日は、ガイドや地元の人が教えてくれるものなので、前日に宿泊先で確認してください。敷地は広く、小道は日陰が少ないので、水と帽子を持っていきましょう。
アクセス
入口は敷地の北側、王宮とメシュアールがある側で、カスバの南です。 ジャマ・エル・フナ広場から徒歩:バブ・アグナウとカスバを通って約35分 プティ・タクシー:「ジャルダン・ド・ラグダル(アグダル庭園)」と伝えてください
営業時間
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