マラケシュの南東、アル・マーデン(Al Maaden)地区の入口にあるMACAAL(アル・マーデン・アフリカ現代美術館)は、モロッコをはじめアフリカ各地の近現代美術を紹介する美術館です。アリアンス財団が運営し、ラズラク家のコレクション(2,000点以上)を基盤としています。絵画、写真、彫刻、織物、インスタレーション、映像と、幅広い作品がそろいます。 2016年11月、マラケシュで開かれた国連気候変動会議の期間中に開館しました。2023年9月のアル・ハウズ地震の後に閉館し、2025年2月に再開しています。メディナの喧騒から離れていて、ゆったり見学できます。
見どころ

常設コレクション
再開館後に刷新された「Seven Contours, One Collection」は、脱植民地化、共生、転写、つながりといった大きなテーマで収蔵作品を構成しています。モロッコの作家と大陸各地の作家が並び、近代美術の先駆者から現代の作家までを紹介しています。格子窓から光が差し込む天井の高い展示室は、作品がゆったり呼吸できる空間です。
企画展
展示は定期的に入れ替わります。2026年11月29日までは、モロッコの写真家・映画監督ダウド・アウラード=シヤドを取り上げた「In the Blink of an Eye」が開かれています。2027年1月8日までは「Statues Also Breathe」と、ヤシン・バルブズィウリのインスタレーション「Crazy Lines」も見られます。
アル・マーデンの彫刻公園
美術館は、同じ一族が所有するアル・マーデン・ゴルフ場の隣にあり、ゴルフ場には2013年から彫刻公園があります。コレクションが追求する、現代美術と風景との対話がここでも続いています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
入場料は120MADです。アフリカの居住者・国籍保有者は60MAD、12歳未満と学生は証明書を提示すれば無料です(料金は2026年10月に確認したものです)。10人以上の団体は1人110MADです。館内は車いすの方も含め、すべてのエリアにバリアフリーで入れます。帰りの足は事前に考えておきましょう。受付でタクシーを呼んでもらえ、到着まで10〜20分かかります。
アクセス
Al Maaden, Sidi Youssef Ben Ali, route du Golf royal, 40000 Marrakech。ジャマ・エル・フナ広場から南東へ直線距離で約5kmです。 タクシー:「MACAAL, Al Maaden」と伝えてください。メディナやゲリーズからは、メーター制のプチタクシーがいちばん簡単です。
営業時間
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