ラフバ・ケディーマは「古い広場」を意味し、マラケシュのスークの中心にある数少ない開けた広場の一つで、ジャマ・エル・フナ広場の北約400mにあります。旅行者にはスパイス広場の名で知られ、薬草商の店がスパイス、薬草、黒石けん、コールを売り、その間に編みかご、麦わら帽子、ニット帽の露店が並びます。何世紀にもわたり、ここでは決まった日に羊毛、絨毯、武器、そして20世紀初めまでは奴隷の競売が行われていました。 今日では、屋根のある路地が入り組む中で目印や休憩所の役割を果たしています。数軒のカフェやレストランが上階にテラスを構え、露店やメディナの屋根を眺められます。北東にあるベルベル人の競り市(クリエ・ベルベール)は絨毯のスークで、夕方に行われる競売の伝統を今に伝えています。
見どころ

かごと帽子
広場の中央は、地面や日よけの下に陣取る売り手たちで埋まっています。ヤシの葉で編んだかごやバッグ、麦わら帽子、カラフルなバスケットや鍋敷きが並びます。持ち帰りやすい軽い品物としては、メディナで最も安く買える場所の一つです。

薬草商
広場の周りでは、「アッタリーン」(薬草・香辛料商)の店が瓶や袋入りのスパイスを並べています。クミン、パプリカ、ターメリック、ラス・エル・ハヌートなどです。乾燥ハーブ、黒石けん、ガスール、ミョウバン石、コール、お香といった伝統的な薬用品も扱っています。買わせようとする前にデモンストレーションを始める店員もいます。話を聞き、香りをかいで、義理を感じることなく決めましょう。

夕暮れの広場
日が傾くと、低い角度の光が黄土色のファサードを照らし、露店は少しずつ店じまいします。広場に面したカフェのテラス、特に毎日9時から23時まで営業しているカフェ・デ・ゼピスからは、ミントティーを片手に上から賑わいを眺められます。
クリエ・ベルベール
広場の北東から続く路地が、クリエ・ベルベールと呼ばれる絨毯のスークに通じています。かつては、山間の家族が持ち込んだ絨毯を、卸売商人が競売で買い付けていました。絨毯店がたくさんあり、競売が開かれる場合は、アスルの礼拝の後の夕方に、業者同士で行われます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
スパイスは、スーツケースに入れやすい密封またはバキューム包装の袋を頼みましょう。量り売りで安く売られているサフランは、ベニバナで代用されていることが多いので注意してください。2026年10月に確認した相場は、一般的なスパイスで100gあたり約30〜80DH(交渉後)です。「ベルベル人の薬局を見学しませんか」と誘う薬草商は、デモンストレーションに高い料金を請求することがよくあります。丁寧に断って構いません。売り手や店先を撮影する前には、必ず声をかけましょう。
アクセス
マラケシュのメディナ、スークの中心部。ジャマ・エル・フナ広場から徒歩:セマリーヌ市場を北へ進み、道が分かれるところで右に入ります。徒歩約10分です。スークには車は入れません。タクシーはジャマ・エル・フナ広場の端で降ろします。
営業時間
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