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マラケシュのなめし革工房(タンネリー):客引きに捕まらずに見学するコツ
マラケシュのなめし革工房(タンネリー):客引きに捕まらずに見学するコツ
マラケシュのなめし革工房(タンネリー):客引きに捕まらずに見学するコツ

マラケシュのなめし革工房(タンネリー):客引きに捕まらずに見学するコツ

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更新日:2026年10月7日

マラケシュのなめし革工房は、メディナ北東の城壁沿いにあるバブ・デッバーグ地区に集まっています。門の名前は「なめし職人の門」という意味で、メディナの東を流れるイシル川の水を使えるこの場所では、12世紀のムラービト朝の時代から工房が稼働してきました。20世紀初めには数十軒ありましたが、いまも約15軒が営業しています。 石灰液や水をはった円形の槽に、ヤギ、ヒツジ、ラクダの皮を浸し、毛を取り、なめして、乾かします。その光景は圧巻で、においも強烈です。ただしこの地区は客引きが多いことでも有名で、即席の「ガイド」に連れられて来て、革製品店に必ず寄らされたあげく帰る人が少なくありません。いくつか注意すれば、嫌な思いをせずに見学できます。

見どころ

なめしの槽

なめしの槽

皮は、浸水と塩抜き、石灰漬けによる脱毛、樹皮や植物エキスでのなめし、近くのテラスでの天日干しという工程を経ます。フェスの工房と違い、マラケシュで主に見られるのは染める前の革で、染色の多くは別の場所で行われます。

作業中のなめし職人たち

作業中のなめし職人たち

朝には荷車で生皮が運ばれ、職人たちが槽の中で皮を踏み、裏返します。体力のいるきつい仕事です。職人を近くで撮るときは、必ず先に声をかけてください。

バブ・デッバーグの門

バブ・デッバーグの門

1126年ごろ、ムラービト朝の君主アリー・イブン・ユースフが町の最初の城壁を築かせたときに造られた門です。通路は直角に曲がりながら5回折れ、2つの屋外の中庭とヴォールト天井の部屋を通り抜けます。中央部分は当初のムラービト朝の門にさかのぼり、中庭はムワッヒド朝が加えたものです。

よくある詐欺と、その避け方

スーク(市場)やジャマ・エル・フナ広場の近くで、見知らぬ人が「今日がベルベル人の祭りの最終日だ」「工房はもうすぐ閉まる」「道を間違えている」などと声をかけてきます。そのまま槽に案内され、ミントの小枝を渡され、駆け足で見学したあと、手数料をもらう革製品店に連れて行かれ、最後に高額のチップを要求されます。旅行者の体験談では200MADを求められた例もあります。この「祭り」は存在しません。丁寧に断って先へ進みましょう。

実用情報

ワンポイントアドバイス

誰にもついて行かず、自分で行きましょう。工房の入場は無料です。入口の番人が見学を案内してくれることが多く、チップは10〜20MADが目安ですが、決まった金額はありません(2026年10月に確認した金額)。ガイドを頼むなら、先に料金と所要時間を決めておきましょう。連れて行かれた店で買う義務はまったくなく、テラスに無料で上がれると言われた場合も同じです。においをやわらげるため、出発前にスークでミントの束を買っておくと便利です。靴はつま先の閉じたものを選び、小銭を用意しておきましょう。

アクセス

マラケシュのメディナ北東、バブ・デッバーグ地区。徒歩ならジャマ・エル・フナ広場から20〜25分で、スークを抜けてベン・ユーセフ・マドラサへ向かい、そこからバブ・デッバーグ通りを東へ進んで門まで行きます。最大の協同組合であるシディ・ヤクーブ協会は、門の手前、通りの南側の路地にあります。タクシーなら「バブ・デッバーグ」と伝えてください。門は城壁の外側から車で行けます。

営業時間

月曜〜日曜 00:00-23:59(地区は自由に出入りできます。職人が働くのは主に午前中です)

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